ワクチン接種の優先順
- 2021.04.20
- 新型コロナ
ワクチン接種の優先順
新型コロナウイルス感染症のワクチンは、全国民の1回目分の国内供給が9月までには完了する見通しが立った。
昨年からワクチン接種の順番には不満があった。
まず最優先は「医療従事者」であることに相違はない。
しかし次の優先が「高齢者」であることだ。
確かに「高齢者」は重症化しやすく、よって命を落としやすいので、そこは一定の理解はできている。
だが、ウイルスが蔓延してしまう要因の1番は皆さんもご存知の「人流」である。
その「人流」は、いったいどの年代が多いのかを考えれば、どの世代を優先的にワクチン接種を行わなければならないか、その答えは簡単だろう。
そう「仕事をしている世代の方たち」が最優先のはずだ。
よく政府や都道府県知事が「不要不急の外出は控えてください」と、耳にタコができるほどアナウンスしているが、これはもう馬耳東風である。
そもそも今現在「仕事をしている世代の方たち」で、テレワークが可能な人はとっくにしているし、今現在で通勤されている方たちはテレワークが不可能な職務に就いているという訳で、誰も好き勝手に「不要不急の外出」をしている訳ではない。
リタイヤされている高齢者の方々には申し訳ないが、変異株とやらが蔓延しつつあるこの状況下で、「人流」を生み出さざるを得ない世代の方たち、仕事で動かざるを得ない方たちを最優先でワクチン接種をさせてもらいたい。
でなければ、全国民が2回目のワクチン接種を終えるまでに何年かかるか判らないが、その間に第10波とか15波とか、そんな報道を幾度となく聞くハメになり、且つ「12度目の緊急事態宣言」という事にもなりかねないと思う。
などとここでほざいても、何も変わりはしないことも重々承知しておりますが。
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