閉所恐怖症
- 2021.05.11
- 小話
目次
閉所恐怖症
私は幼少期から狭い所が苦手である。
狭い部屋で一人で過ごすことは大好きだが、要は箱の中のような、息苦しくなるような場所に居るのが大の苦手なのである。
病院の検査で使われる「MRI」に入るときは、最初は平気なのだが、中に進み目前に機器の内壁が迫ると、途端に不安に陥り鼓動が高鳴る。
ちゃんと呼吸が出来ているはずなのに、呼吸が出来ていない感じがして、気が触れそうになってしまうのだ。
閉所恐怖症だったり高所恐怖症とか、○○恐怖症という症状は、なんで人それぞれ違いがあるのか。
自分の勝手な解釈では、これは生まれ持ってきたものなのではないかと思う。
少し不思議な話になるが、例えば自分の前世において、高い所から落っこちて死んでしまったり、生き埋めになってしまって死んでしまったりした経験から、今世でトラウマになって極端に恐怖感を抱いてしまっているのではないか。
やめておけば良いのに、そんな事を先日、床に着いた時に考えてしまった。
自分が死んだときのことを。
棺桶は、狭っ苦しい箱の中だから嫌だ。
そして火葬場で最期に入れられてしまう焼却炉の中も、まさに最悪である。
あの中に入ったときの心境は、想像しただけでも恐ろしい。
考えただけでも気が狂いそうになる。
そんなこんなで、明け方まで眠れなくなってしまった。
-
前の記事
2021 NHKマイルカップ(G1)の複勝率を公開!!【結果】 2021.05.09
-
次の記事
東尋坊キナコさんと座談会(東京オリンピック) 2021.05.13