新型コロナウイルス感染症
- 2020.06.08
- 新型コロナ
新型コロナウイルス感染症
文化の違いか?
ここまで新型コロナが世界中に蔓延するなど、1月頃には考えもしなかった人は私だけではないだろう。
事の経緯を今更ここに書き記す必要はないが、日本は幸いにも「緊急事態宣言」が解除され、一時の緊張した空気からは脱したように思える。
一方で爆発的に感染者を出した海外のメディア多数から「どうして日本は感染者や死者の数が少ないのか」という疑問の声、「たまたま運が良かっただけ」とか「BCGの接種が有効だったのではないか」など、大した根拠のない意見が寄せられたことを耳にする。
そんな言葉を聞くと私は「悪いけど、あなた達の国と一緒に考えないでもらえる?」と少し誇らしげになる。
簡単に「文化の違い」と言えば、その言葉で片付けられてしまうがそれだけではないと思う。
独自の危機管理能力
日本人は元々、大昔から様々な自然現象による災害や困難を経験をしていて、現代の日本国民にも「それ相応の危機管理能力」が生まれつきと言っても過言ではないほど身についている。
火山列島を住処として、大地震や津波、台風や水害、疫病に飢饉。
過去の文献を見ても、大きな時代の括り(例えば平安時代、江戸時代)で度々このキーワードが現れている。
先の大震災でもそうだが、その度に復興を繰り返し工夫して時代を繋いできたのだ。
日本人は清潔好き
それだけではなく、やはり何だかんだ言って「日本人はキレイ好き」なのが一番の効果があったのでは?
マスク文化云々も勿論あるとは思うが、町を見ても殆どゴミも落ちていないし、一人ひとりに清潔感がある。
江戸時代では上下水道が開発され機能しており、どんな物にも徹底定なリサイクル文化があり、排泄物まで再利用するため「トイレ」も完備されていた。
あの「花の都~~」と呼ばれている都市は、100年辺り前までトイレも無く「オマル」に用を足すと、それを道に投げ捨てており、汚物が散乱した町は「鼻の曲がる都」だったとかなんだとか。
そんな街中を歩くために「ハイヒール」が開発された、というのは諸説ある、としておきましょうか。
もう少しの辛抱
つまり「危機管理」と「衛生管理」に関しては、日本人は長けているわけです。
しかし「日本人は緩い」とか「考えが甘い」と言われておりますが、そこは否定できません。
日本人は先述の通り「それ相応の危機管理能力」の「楽観視」という名のアビリティが備えられているため、「何とかなるでしょ?」という思考が常備されていることも事実。
もしかすると、第2波3波が来て元の木阿弥と化す日が来てしまう可能性もあり得るのかも。
ようやくマスクや消毒液、除菌シートが売られているのを見かけることが増えてきました。
「アベノマスク」も届きましたが・・・使ってません(苦笑)
何処かでタピオカドリンクと取り替えてくれるとか?
もう少し、あと少しだけ我慢が必要になるでしょう。
-
前の記事
2020 安田記念(G1)の複勝率を公開!!【結果】 2020.06.06
-
次の記事
彼女の幸せ 2020.06.09